20250101 元日
1時半に寝て、3時半に目覚まし、5時に家を出発。こんなに寝不足なのは久しぶりなので、体力がもつか心配になる。しかし着いてしまえば元気になるもので、今年も友人と初日の出が見られてよかった。なんだか去年よりもさくさくスケジュールが進んで、昼頃にはだいたいの予定をこなせてしまったが、せっかくなので少しお茶して、午後早いうちに帰途につく。地元駅について酒場をのぞくと、好きな外席があいていたので2杯だけ。金箔入りの振る舞い酒のサービスがうれしい。天気が良くてまだ明るい元日の晴れやかな夕方。足元の火鉢は熱いほどだった。
20250102 酒年会
渚さん宅で新年会。酒豪揃いの面子で、スパークリングワイン、日本酒とどんどんお酒が開く。おひらきとなり駅まで送ってもらったところで、同行していた知人にもうちょっと飲もうよと引っ張られて適当なお店でさらにビール。さすがに飲み過ぎで泥酔帰宅。
20250103 最高
昨日一昨日は予定を死守したが、今日からは仕事モード。昨日飲み過ぎたし休肝日にして、夜も粛々とお仕事を進める。
一緒に初詣をした友達からメール。昨日から高熱で寝込んでいるらしい。人混みでウィルスをもらってきたんじゃないかなとのこと。私は大丈夫そうだが、今体調を崩すと詰むので、ご飯をしっかり食べて、夜は風呂で暖まる。珍しくここ数日はお湯をためてしっかりお風呂に浸かっている。お風呂、最高。
20250104 酒蒸し法
新年初打ち合わせ。帰り、スーパーで叩き売られていた鯛の頭を買って、今年のアラはじめ(?)。好きなライターさんが何でも酒蒸しにすると美味しいと書いていたのを実践してみたが、本当に手軽で美味しい。今年はいろんなアラを酒蒸しにしてみようかな。
戸島(R)に12月の日記を送ったら返信がきて、なんと彼女も高熱で寝込んでいるらしい。本当に流行っているのだな。心配。
20250105 コーヒーとクッキー
仕事終わらず、あっという間に真夜中2時半。そこからさっとシャワーを浴びて、寝る前に昼間にいれたコーヒーの残りを温めてクッキーを齧る3時過ぎ。
20250106 パニック
今日はそんなに遅くならずに仕事も一段落するかなと思っていたが、甘かった。思いもよらぬトラブル発生で大混乱、そして大混乱のままいったん終了。パニックのまま呆然とし、どうしようもない気持ちを抱えて、すでに1時半くらいにもかかわらず晩酌。疲れた。
20250107 粕汁
昨日の問題は解決していないが、とりあえずこのまま進める中でなんとかするしかない。打ち合わせに行って、帰宅して買い置きの鮭のアラで粕汁を作る。年末はスープ、年始は煮物を鍋いっぱいに作ってしばらく食べていたが、今日からは粕汁のターン。
この後の作業のことを考えると暗澹としてしまい、ちょっとまたパニックになってしまいそう。鬱っぽくなっている気がする。お風呂に入ろう。

20250108 何もしたくない
何もしたくないけれど、仕事は待ってくれないし、生活は続く。午後、コインランドリーに洗濯物を放り込み、少し歩く。正月休みを終えて、街はいつもどおり。八百屋をのぞいて、露地物のスナップエンドウとサラダほうれん草を買う。
夜はご飯を炊いて粕汁をおかずに。深夜、一杯だけウイスキーを飲む。
20250109 大人しく
昼から出向いて作業。状況が見えてきたような、よくわからないような。
22時過ぎに地元駅に帰り着いて、まだ店は開いている時間だけれど、今インフルエンザなどもらってしまうとまずいので大人しく帰る。
20250110 家立ち飲み
データが完成していないので手を付けずにいた作業を、さすがにやらなくてはいけないタイミングになり、不完全のままとりあえず始める。なんとかひと段落しメールでそれを送ったのち、少しは立とうと立ち飲みスタイルで粕汁をつまみにビール。座りっぱなしで身体がガタガタ。
20250111 やってしまった
昨夜はなんだか久しぶりに深く眠れてすっきり。こういうとき、いつも眠りが浅いんだなとわかる。
今日も打ち合わせに行き、仕事場に戻って作業して24時すぎに帰宅、晩酌。そして寝ようと準備していた中で、なぜか尻餅をついてしまう。自分でも何がどうなったのかわからず、座ろうとした場所に椅子がなかったような感じで垂直に尻から落ち、尾骨をしたたかに打撲。まいった。なんとか布団に転がり込む。
20250112 痛み
尾骨、ものすごく痛いとまではいかないけれど、痛みで眠れず。朝一で整形外科へ駆け込み、レントゲンを撮ってもらう。やる気のなさそうな日曜当番の先生に、骨はとくに異常ないので、まあ痛み止めを飲んで様子見しかないですね、全治3週間くらいかと、と言われてとぼとぼ帰る。痛みをこらえながら、いつもの半分以下のスピードでしか歩けない。仕事先に今日は自宅作業にさせてくださいとメールし、痛み止めを飲んでとりあえず横になる。2時間くらいしてようやく効いてきた感があり、少し眠れた。午後は休み休みなんとか作業。
20250113 サムゲターン
友人から、月末のこの日に新年会しない?とLINE。いいけれど今こんな状況で痛いのでまた連絡する…と返すと、痛み止め飲むほどって折れてるのでは?と心配される。日曜当番ぽい先生に診てもらえて折れていないと言われた、と伝えると、昔そういう先生に肺炎を見逃されて大変な目にあったという。あまりにしんどくてセカンドオピニオンして発覚したらしい。痛いとやっぱり仕事に集中できない。いや、集中していないから痛いのか?
昨日で粕汁を食べ切り、今日からは参鶏湯のターン。年末に小さめの丸鶏を買って冷凍庫に保存していたやつの出番。美味しいけれど、痛いとあまり食欲ってわかないものだ。
20250114 正解
相変わらず痛いが、今日は家から出なくてはいけない。仕事場へ行って作業し、打ち合わせに出向き、戻ってもう少し作業。痛み止め、これで効いているのだろうか…。以前、自転車で転んで(おそらく)肋骨にひびが入ったという人に愚痴る。同じような痛みを知っている人とは感覚を共有できる気がする。
帰宅して参鶏湯。昨日これを作ったのは正解だった。丸鶏の中にもち米をたっぷり詰めたので、主食としてもいけるのだ。味付けをしていないので、塩を適宜かけて食べる。数日これで乗り切れそう。
20250115 歩けない
朝、接骨院。状態を説明し、踏まえたうえで調整などしてもらう。整形外科でも言われたが、座るときドーナツ型のクッションがあると楽らしい。なければタオルでも代用できることや、タオルを挟むだけでもいいということを教えてくれたが、やっぱりドーナツ型のクッションを注文。
仕事で気になっている箇所を見直しているうちに大問題を発見。倒れそうになったけれど、覚悟を決めて全部見直して朝5時過ぎ。座りっぱなしで足がおかしくなっていてうまく歩けない。
20250116 帰れない
朝に布団に入ったけれど全然うまく眠れず、仕事の夢を見ては起きるという感じでそれでも数時間横になった後、昼過ぎに仕事場へ。そして案の定、今日は帰れないのだった。作業を待ちながら、そろそろ体力の限界で震えがきている。もうじき通勤ラッシュが始まる。無理。
20250117 座れない
仕事が終了したのは朝9時頃。さすがにタクシーで帰っていいということになり、仕事場を出てタクシーに乗り込んだが、尾骨が痛くてうまく座れない。痛み止めを飲み忘れていたのを思い出して飲んで、背中に両手を回して浮かせてなんとか痛みを軽減していたら少し眠れた。帰宅してカップ焼きそばにお湯を注ぎ、もういいやとビールをあけて5日ぶりにお酒解禁、昼前に就寝。
夕方に起き上がってメールの返信と少しだけ仕事して、参鶏湯の残りを食べながら梅酒のお湯割り。食後に久しぶりに豆をちゃんと挽いて珈琲を入れる。昼夜逆転生活になってしまうかと思いきや、22時くらいでもう眠い。泡のように儚い一日。
20250118 片付け
昼、もち米が溶けてどろどろになった参鶏湯の汁に溶き卵と刻みネギを入れて食べきる。荒れた部屋を片付け掃除機をかけて洗濯。尾骨はまだ痛いが、少しだけ歩くスピードは上がったような気もする。とはいえ、普段通りには程遠い。
夜、久しぶりに戸島(R)と電話。お互い話題が尽きなく、結構な長電話になった。
20250119 タイミング
まだ痛みがおさまらないしあまり良くないとはわかりつつ、飲酒を再開している。昨日は白ワインをあけてパックの生牡蠣を。生牡蠣は好きだがあたったら終わりなので、食べられるタイミングをはかるのがなかなか難しい。今日は白ワインの残りとオイルサーディン、野菜やパンなど。こういうのを盛ってのんびり食べるのがいい。

20250120 このくらい
尾骨の問題もあり、どうしようかなあと考えていた週末の予定やその先の予定だが、ええいもう全部やってやる!と新幹線もとって、友達にも連絡。ずっと背負っていた仕事から解放されたのだ、このくらいいいだろう。体調もきっとなんとかなるよね。
20250121 辛くなったら
朝に整体に行き、帰宅してオイルサーディンの残りでペペロンチーノ。ぼちぼち仕事して、合間に再来週の遠出の電車やホテルを予約。座っているとまだ尾骨が痛むので、新幹線など長時間の乗車に耐えられるかが不安。まあ、辛くなったら立てばいっか。
20250122 変わらない
だいぶ歩くスピードも戻ってきて、階段の昇り降りもそれほど辛くなくなってきたが、小走りやくしゃみをするとまだ痛い。やっぱり落ち着くには3週間くらいかかるのだろうか。
仕事の後、友達に頼まれていた校正作業を進める。仕事もプライベートもやっていることはさほど変わらない。そして夜も仕事の夢。夢の中ではまだ先日の仕事が終わっていないのだった。
20250123 消えた冬
先日「今年の冬は寒かったですね」と言われて愕然とした。「あ、ずっと室内でお仕事されていたからあまり実感ないですか?」いや、そういうことでもなくて…。え? 冬がもう終わりに近付いている? なんならこれから冬のような気持ちですらあるのに。
夜、ベース鎌田氏と年末ライブの打ち上げ兼ねた新年会。以前尻餅をついた後、歯の咬み合わせが変わってしまった話を聞いて震える。
20250124 みんな
明日、京都で会う予定だった作家のくまざわさんからメール。体調を崩してしまったらしい。とりあえず食事会は取り止めて、もし会えそうなら会おうということに。今月はみんな体調を崩しているなあ。自分もか。
20250125 冬の旅
朝、新幹線で京都へ。やっぱりまだ尾骨が痛くて新幹線2時間は辛め。くまざわさんから、体調だいぶ回復してきたので明日なら会えそうとの連絡が来たので、今日は今回の旅の目的であった大阪・星ヶ丘へ。浜七重さんと高濱浩子さんによるタゴールにまつわる展示がされていて、ぜひ行きたいなあと思っていたものだ。ちょうど一年前、七重さんとタゴールや高濱さんの話をしていたので、こんな形で見届けられたのがうれしい。高濱さんのお話会にも参加できて、タゴールの思想に触れたくてバングラデシュに1年ほど滞在していたころのことや、先日も滞在制作をしていたことなど興味深く聞く。天気が良かったので外のテーブルでの会となり、寒かったけれど気持ちの良い時間。
星ヶ丘をあとにして京都の街中へ。一度行ってみたかった酒場をのぞいてみると、5人ほど並んでいたがこれならそれほど待たなそうだ。案の定15分ほどでカウンターに座れて、生麩田楽、うど天ぷら、鶏きも煮、季節のお浸し、へしこのおにぎりなど。料理は小さめサイズで安価で、店員さんもてきぱきしていてとても良い酒場だった。京都の地酒も2種頼み、1時間半ほどで出て、ホテルへ。大浴場で暖まった後、京都のジンをソーダで割って部屋二次会。
20250126 お祝い
くまざわさん宅へ。お母さんの誕生日が昨日だったので、そのお祝いをしようと言っていたのだ。本当はもっといろいろ作ろうと思っていたんだけれど、と出してくれたのは京風の白味噌のお雑煮。初めて食べたが、大きな里芋と輪切りの金時人参、亀甲に切られた大根が入っていて美味しかった。校正で少しお手伝いしている、くまざわさんが制作中の本の話もできた。
夕方の新幹線で東京に戻って、夜は新年会。例年は忘年会だったのを延期して新年会にしてもらったのだ。メンバーの1人は階段から落ちて尾骨を折ったことがあるそうで、そのときは病院で少し触れられただけで飛び上がるほど痛く、ドーナツ型クッションを常に持ち歩いていたらしい。そんな話やお互いの近況など聞きながらささやかなお土産やプレゼントを渡し合い、今年もよろしくね、と乾杯した。
20250127 待機
先週CDを数十枚作り足したので、ようやく少しずつCDの発送を始めている。本当は年末年始にやって今頃はもう終わっているはずだったが、今回は時間が無さすぎたのだった。CD-Rもケースも足りないので、近日中に買い足しに行かなくては。
そろそろ始まるはずの仕事の連絡がないことは気になるが、とりあえず静かな日々。わさわさ茂るイタリアンパセリ消費のためにタブレっぽいものを作ったり、新玉ねぎとトマトのサラダを作ったりしている。

20250128 繰り返し
CD届いたよ、と3人からメールをもらう。毎年100通以上送る中で、ちゃんと連絡をくれる人、ましてや聴いて感想をくれる人なんて数人。好きで勝手にやっていることとはいえ落ち込むこともあり、いつでももうやめようと思っている部分があって、でも、やめるもんかと思い直す。
20250129 感心
台所の排水溝の汚れがなかなか落ちないので、久しぶりにキッチンハイターを取り出して、ついでに茶渋の気になっていたマグカップや鍋を漂白。排水溝はまあそれなりにきれいになって、マグカップは真っ白、鍋はぴかぴかになり、放置していてごめんねという気持ちに。
夜は新年会で、前から気になっていた人気のイタリアンに行ってみた。サラダがハーフでも盛り盛りで美味しく、名店を確信。しかもワインのボトルが3000円台からあり、喜んで2人で2本あける。その後、もう一軒はしごして、帰宅後の記憶はないけれど、朝に確認するとちゃんとゴミ出しもしてから寝たようで、自分に感心した。
20250130 ゼロ
昨日飲み過ぎたので休肝日。こういうときのために買ってあったノンアルコールビールを飲みながら、ほうれん草と豚肉と豆腐の鍋。ノンアルビール、カロリーゼロって本当かな? といつも思う。
20250131 夢のよう
明日、友人が来ることになったので、料理の仕込みや材料買い出しなど。明日はたぶん結構飲むだろうと、今日もノンアルで我慢。
1月が終わる。お正月や仕事の終盤あたりのことがもう夢のよう。でも尾骨はまだ痛いのだった。